教育関連

【教育心理学に基づくやる気の出し方 子供の承認欲求を満たす方法】を読んで

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【教育心理学に基づくやる気の出し方 子供の承認欲求を満たす方法】の元記事はこちら

Summary・要点

  • 勉強を頑張れる子と頑張れない子の違いは一体何かを、教育心理学に基づいて分析。
  • マズローの5段階欲求のうち、承認欲求や社会的欲求を満たしてあげると良い。
  • マズローの5段階欲求とは
    • 人間の欲求には5つの段階があり、下位の欲求が満たされることにより1つ上位に欲求が変化していく。
    • 下位から上位にかけて:
      • 「生理的欲求」 – 空腹を満たすや寝るなど、必要最低限の生命を維持したい
      • 「安全の欲求」- 身体的に安全で、かつ経済的にも安定した環境で暮らしたい
      • 「社会的欲求」- 何らかの社会集団に所属して安心感を得たい、自分を受け入れてほしい
      • 「承認欲求」 – 所属する集団の中で高く評価されたい、自分の能力を認められたい
      • 「自己実現の欲求」 – 自分にしかできないことを成し遂げたい、自分らしく生きていきたい
  • 日本では多くの場合「生理的欲求」と「安全の欲求」が満たされている。問題は「社会的欲求」と「承認欲求」。
  • 勉強を頑張ろうとするのは「自己実現の欲求」にあたるので、下位の「社会的欲求」と「承認欲求」を満たしてあげれば良いのはそのため。
  • 家族関係が円満で、子供のの小さな変化に気づいてあげて言及してあげると良い。

記事についての感想

マズローの5段階欲求については知っていたが、子どもとの関係で用いるという発想はなかった。でもよく考えたら、子どもも人間なのでこの5段階は理にかなっているのかもしれない。

「自分の目標に向かって頑張る=勉強」とし、それを最上位の「自己実現の欲求」として置くことには納得した。そして、その「勉強」を率先してやってもらうために、その下位の欲求をすべてかなえてあげる。衣食住を提供し、愛情を注ぎ、たくさん褒めてあげれば、子どもはおのずと自分の目標のために勉強などをがんばるということか。なるほどな、という感じだ。

元記事はすごくあっさりとした内容だったが、なかなか考えさせられる内容だった。

子どもの教育・こどもビジネススキル への my takeaway

こどもビジネススキルでも、良いところをみつけ、たくさん褒めることを意識している。褒めるのを7、改善点の指摘を3くらいの割合でフィードバックをする。たくさん褒める理由は、子どもにやる気を出させもっと伸びてもらうため、というのがあるが、裏の理由としては、生徒を褒めた時に、他の子どもたちに「ここがよかったところだよ、みんなもこれができるようになろうね」と意識させることができると考えるためだ。人の振り見て我が振り直せのやつだ。これからも生徒達の些細な変化に気づいてあげて、どんどん褒めて伸ばしていこう。

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