【開成高校・元校長「ゲーム好きな子どもは将来有望」「ゲームはうんとやれ」】の元記事はこちら
Summary・要点
- 2020年3月まで開成中学・高校の校長を務めた柳沢幸雄氏
- 自分の好きなことを子どもたちは大いにやった方がいいと子どもたちに伝えている
- 勉強をしなくてもいい、というわけではなく、メリハリをつけて時間を上手に使う方法を学んでほしい
- 子どもにとって没頭することがゲームだっていい
- 開成高校の生徒にゲーム好きが多かった
- ゲームは:
- 遊びながらストーリーに合わせて新しい知識を得るツールとして使える
- ゲーム力を高めることも時間の使い方の一つ
- 攻略法を調べたり、自分の成功と失敗を分析しながら思い切り何かに没頭する体験をすることはよいこと
- 子どもがゲームに依存して、他に何も進まないのはよくないが、保護者はゲームを毛嫌いするのではなく、子どもがゲームから何を吸収しているのかをくみとり、助言してあげられるといい
記事についての感想
開成にはゲーム好きが多いことは間違いないようだ。開成出身の友人2人に聞くところ、学校にスーパーファミコンを持ち込んで、授業中でも堂々とドラクエをやっていたクラスメートがいたとのこと。先生はそれをとがめるわけでもなく、どうだ進んでいるか?と承認していたとのこと。まじめな生徒ばかりが集まっているかと思いきや、度を通り越したような自由さが開成にはあったのか、と聞いてびっくりした。また、開成は体育祭にもめちゃくちゃ力を入れているようで、前年の体育祭が終わった直後から、翌年度の体育祭についてどんな作戦で今度は勝つか、というのを話し合い、1年間みっちりその練習に時間を割いているとのこと。「開成=勉強」という構図ではなかったのだ。元校長が言うところの「大いにやる」「没頭する体験」が、まさに上の例なのだろう。
うちの子にもゲームをやらせている。思いきりはやらせてはおらず、時間を決めてやらせている。最近は専らフォートナイト専門で、友人たちと時間を決めてチームを組んでやっているようだ。
ゲームは確かに良いと私も考える。失敗から学び、次にどうしたらいいのか考えたり、ボイスチャットで友人たちと話し合いながら進めたり、Victoryを勝ち取ってそれを仲間と共有したりする。ゲームは人生の縮図だと考える。唯一気になるところは、フォートナイトが銃の打ち合いというところだ。血が出るといった演出はないので、ゲームとしては問題ないとは思う。ただ、子供たちが多くの時間を使って何かを学ぶプラットフォームとしては、銃を使ったゲームが適しているとは思えない。仲間とゲームの中で一緒に何かを成し遂げるというのは、すごくいいのだが。。。何か他のテーマで同じようなゲームがあればいいのだけれども。ゲーム会社さん、何か別の代替品、お願いできないでしょうか。
子どもの教育・こどもビジネススキル への my takeaway
上にも書いたが、子どもがゲームするのは良いと私は考える。人生の縮図であるからだ。ゲームからどう現実の自分の人生に反映させることができるかがポイントであり、そこに気づけた子どもは、きっと自分の本当の人生においても、考えて、仲間と協力して、楽しんで、プレイできるのではないだろうか。
こどもビジネススキル上級編で、「ゲームと人生 ~ ゲームとの上手な向き合い方、そして現実社会へうまく反映させて、楽しく上手に人生をプレイしよう」といったテーマでレッスンを開催してもいいな。