こどもビジネススキルで学ぶ4つの力

こどもビジネススキル 4つの力

4つの力

■ 伝える力(プレゼンテーションスキル)

話し方を工夫して相手の心をつかみ、自分の想いを相手に理解、そして共感してもらうことができるようになる

どんな話し方をしたら相手に自分の話を聞いてもらえるかを学んでいきます。これは社会人だから重要なスキルということではなく、子供の普段の学校生活や家庭においても大事な力ですよね。良い事を言ってたとしても、相手に聞いてもらえなければただの独り言です。効果的な話し方を学ぶことにより、人前で自信をもって自分の想いを相手に伝える事ができるようになります。

■ 聴く力(コミュニケーションスキル)

適切な質問を投げかけ、相手の話・情報をより多く、そして深く聴き出すことができるようになる

どんな質問をすれば相手をより多く知る事ができるか、また、どんな姿勢で相手の話を聞くべきかを学んでいきます。これも社会人だから重要なスキルということではなく、子供の普段の学校生活や家庭においても大事な力といえるでしょう。 質問の仕方や話の進め方を知るだけで、より友達と仲良くなれたりする事ができたりします。効果的な話の聴き方を学ぶことにより、より多くそして深く相手とのコミュニケーションを図る事ができるようになります。

■ 考える力(ロジカルシンキング、ダイバーシティ等)

情報を整理し、新たな発見や課題の特定などを行いながら、自分の意見・想いを持つことができるようになる

どのように考えればいいのか、色々なやり方を学んでいきます。考え方というのは、学校では道徳以外なかなか取り扱わない内容だと思います。 効果的な考え方を学ぶことにより、問題を見つけ、解決方法を考えるところまで、一人で行えるようになります。 これもまた、子供の普段の学校生活や家庭においてもとても役立つ力といえます。

■ 実現する力(プロジェクトマネジメントスキル)

ゴール達成までの計画立案および管理の手法を身につけ、夢や目標を実現できるようになる

どのように計画を立てたら、自分のやりたい事や、達成したい目標を実現できるかを学んでいきます。 例えば、夏休みの宿題の計画を立てたり、クラブ・部活動での目標達成までの道のりを描いたり、受験に向けての勉強のスケジュールを立てたりと、 子供の普段の学校生活や家庭において活用できる力だといえます。効果的な計画の立て方と管理方法を学ぶことにより、子供達の夢や目標を子供達自身でどんどん叶えて、実現させていくことができるようになります。

4つの力は、子供の普段の生活の中で使える

上記の4つの力の説明を読んでいただき、「こどもビジネススキル」で学ぶことの多くは、子供の普段の学校生活や家庭の中で積極的に使っていくべきスキルということがわかっていただけたかと思います。そうなんです。ビジネススキルというのは、決してビジネスパーソンだけのものではなく、社会に属す全ての人、つまり子供達にとっても、非常に重要なスキルといえるでしょう。

また、この「こどもビジネススキル」を子供の頃に学ばせるというのも大事な要素の1つと考えます。子供の頃に学べば、大人になるまで時間があります。つまりそれは、練習する時間が たくさんあるということで、ビジネスパーソンになるための周到な準備ができるという事です。例えば学校で、クラスのみんなの前で発表する機会があった時、伝える力で学んだ内容を意識して取り組んだとします。もちろん1度や2度ではうまくいきません。しかし、それを大人になるまでの間、繰り返し意識して取り組んだらどうでしょう。人前で発表する時のポイントを完全に理解し、苦手意識もなくなっている事でしょう。

「こどもビジネススキル」を子供のうちから学ばせて、普段の生活の中で意識させて取り組ませる。これらを行う事によって、将来、優秀なビジネスパーソンになることができる、と強く考えています。

次は、こどもビジネススキルのカリキュラムについて、ご説明していきたいと思います。